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2017年末〜 はてなに引っ越してきました

東京五輪音頭2020

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東京下町、うちの地元でも夏には盆踊りがあるのですが、今年からレパートリーに加わったのが
東京五輪音頭2020」。

 

地元のコミュニティスペースで事前の練習会(!)があり、ご縁があって日本舞踊の先生から直々に振付を教えてもらう機会がありました。先生のご家族の方は、この音頭の振付を担当された方のうちのおひとりだそうで。

 

まさか2020に関する音楽で最初に耳にするのが「音頭」、それも前回の音頭のリメイクとは、少し前の私たちは思っていたでしょうか…という一瞬の思いはさておき、まずは持ってきてくださったDVDを観ながら振り付けと曲の全容を掴む。

 

わーい、竹原ピストルさんも歌ってるのね、それは嬉しいんだけど、まずはあまりの怪曲ぶりに度肝を抜かれる。3人それぞれがご自分のキーで1番、2番、と分担して歌っているのを無理やりくっつけているんだもの。ドリフの、次のコーナーとかアイドルの歌コーナーへ移る時のバタバタ感。石川さんから竹原さんへのつなぎとか、もう、すごい変拍子

 

振付も、今流行りのダンス振付師さんと、日本舞踊の大御所の先生方とのコラボ…だそうで、踊りの中に砲丸投げなどのスポーツの動作や手話の要素も入っていて、しかも盆踊りでよくある、たとえば8小節分の動作をずっと繰り返すとかじゃなく、前述の石川さんと竹原さん、竹原さんと加山雄三さん、加山さんと石川さんの間の不思議なつなぎの部分などにはそれぞれ別の振付が入るので、覚えられないでしょこれ。

 

でもその難解な振付を完璧に覚えてこられ、酷暑のなか涼しげな浴衣を着こなし、少しでもわかりやすく楽しく、と教えてくださった先生のおかげで、ここ2年分の自分的なオリンピックの話題はできました。街中で突然PRのためにこの音頭を踊る団体に遭遇しても一緒に踊れるよ。最後はとにかく両手でピースをする。なんだそれ。

 

中野区でしたっけ、ボンジョビの曲で踊る盆踊りもあるらしいし、この、全方位のものをくっつけてきました感、とにかく踊っちゃえ、っていうのが今のTOKYOなんだろうなあ。ピース。