地球に生まれてよかったー
6月16日に自分の所属するゴスペルクワイアのコンサートがあったのですが、
そのプログラムに挟まれていたチラシのひとつに、いろいろなゴスペルのディレクターさんによるワークショップというのがあり、そのなかでいちばん気になった、
岩崎ひろき さんのワークショップに行って来ました。いますごく人気の先生のようです。
スタジオに入ってきたときからテンションMAX、弾ける笑顔。そして「撮影も動画も録音もOKです、バンバン拡散してください」と本人から。なるほどー。
ハイテンポで6つの発声について説明していってくださったのですが、短い説明で目から鱗の内容で、何よりも先生のお話を実証するのが先生ご自身の声。バリトンのオペラ歌手の声から、アニメの萌え声まで、どんな声でも出す出す。
岩崎先生の別のワークショップを受講したことのある友人からは「先生がしゃべってばっかりで、先生はぜんぜん歌わないよ」と言われていたのですが、幸いそんなことはなく^^; でも歌はなかったですね。せいぜい「あー」とか、あとは言葉が中心。
アニメ声からヘッドボイスに持っていく練習とか。織田裕二の「地球に生まれてよかったー!」からチェストボイスに持っていく練習とか。(バンザイしながら心からうれしそうに声を出すイメージです^^)
時間的なこともあるし、先生がみんなに「何か質問ないですか?」と何度も言ってくださったのに質問が思い浮かばず(これはほんとに反省 もっと事前に考えてからのぞまなきゃいけないなぁ せっかくの機会なのに)、でも家で試せるなぁと思える練習もいくつか教えていただきました。まずは練習あるのみですね。
そして先生から。「10年後に自分がなりたい声をイメージする。あとは、その声のモノマネでもいいので練習」とのことでした。
10年後になりたい声。自分が今の自分の声を好きかといったらそうでもないし、(高校生のときから変わってない気が)劇的に変わりそうかといえばそうでもないけど、自分の声や歌で、周りがこうなったらいいな、というのはある。
心からの声を、目の前の人に、自分の思ったとおりに伝えられる人になりたいものです。
偶然同じワークショップに居合わせたゴスペルのお友達とご飯食べて帰りました。すごく美味しいお店で、カツオのたたきも食べたよ。
私はあくまで趣味としてゴスペルを歌っているけど、ここまで続けているしどうせ続けているなら、少しずつ声が衰えるよりも、少しずつうまくなりたいし、かっこよく歌えるようになりたい。それは歌うことに限らずいろんなことにつながっている。あらためて、歌える環境に感謝したいし、環境を作り続けておく難しさもある。
いろいろあるけど、これからも息長く歌っていければいいなと思います。